矢崎智子より皆さまへ

私が産婦人科医からトラウマセラピストになった理由

矢崎智子 
Tomoko Yazaki M.D.

私のウェブサイトをご訪問いただきまして、ありがとうございます。

私は、長野県の開業医の家に生まれ、東洋医学を行なっていた父から「根本治療の大切さ」を教えられて育ちました。
その影響か、産婦人科医になった時、根本原因がわかっていない病気があまりにも多く、その治療のほとんどが、対症療法(原因を治すのではなく、ただ痛みを止めるだけの鎮痛剤や、病気の部分を切りとる外科手術など)であることを知り、衝撃を受けました。
薬や手術も大切ではありますが、症状をただ取りのぞくだけでは病気が根本的に治ったとはいえません。
病気の本当の原因を探し、そこから病気を治すには、どうしたらいいのか?
私の「病気の根本原因を探す旅」がはじまりました。

病気の根本原因を探す旅

最初に開業した時は、西洋医学に、父がやっていた東洋医学(漢方や鍼灸)を組み合わせて、治療を行なっていました。東洋医学はとても素晴らしい治療法ですが、何かが足りない、と感じていました。
そこで、オーソモレキュラー療法(分子栄養学にもとづく栄養療法)や機能性医学を学びはじめました。
私自身がオーソモレキュラー療法でとても体調が良くなったこともあり、これは素晴らしい治療法だ、と思った私は、オーソモレキュラー療法がまだ日本で今ほど一般的でなかった頃から、大々的に取り入れて治療を行うようになりました。
自費診療であるため医院の経営は大変でしたが、西洋医学よりもより根本治療ができることに、強くやりがいを感じていました。
ですが、オーソモレキュラー療法で症状が良くなる方もいれば、良くならない方もいたのです

思考は現実化する

オーソモレキュラー療法で治らなかった方の病気の原因はなんだろう?という追求の旅は、続きました。
そこで私が出会ったのが、「潜在意識」の世界でした。
「思考は現実化する」という有名な言葉のように、私たちの意識の中にある考えや感情が現実をつくる。
病気のように、「こんな現実を望むわけがない」というような現実ができてしまうのも、私たちの「顕在意識」は病気を望んでなくても、「潜在意識」に病気などを引き寄せるような何らかの理由があるからだ、ということに気がついたのです。
(*これは「病気になったのはあなたのせいです」と、患者さまを責めているのではありません。人間の心理は、そんな単純な話ではすまされない、とても複雑なものだからです)

体の声に耳をすます

それから、ヒーリングを学び、キネシオロジーを学びました。キネシオロジーとは筋肉反射テストを使ったセラピーのことで、微細な筋肉の反応から潜在意識を読み解いていくものです。

すべてのものは周波数である
すべてのものは周波数を持っている

キネシオロジーで、原因がわからないとされている病気や、いろいろな治療をしたにもかかわらず良くならない症状に関係する要因を、患者さまの体に聞いていくと、その方が子どもの頃に体験したつらいできごとについての記憶や、それに関係するネガティブな感情や思い込み(信念)が、たくさん出てきました。
少なくとも、私がセッションさせていただいたほとんどのすべての方で、そうでした。
それはつまり、すべてではないにしろ、病気や症状の原因として、その方の持っている感情や信念体系が関係しているということです。
それから、そのような潜在意識にある要因を、体に聞きながらピックアップし、その要因の周波数を調整する、ということをやりはじめました。

脳のトラウマが病気の原因だった!

体の声を聞きながら、潜在意識にあるネガティブな記憶・感情・信念体系に加え、脳や体の臓器の周波数を調整する、というキネシオロジーセッションを、のべ1400件以上やらせていただきました。
経験を重ねるうちに、多くの患者さまの症状やお悩みが改善されていく一方、なかなか良くならない方がいらっしゃることにも気づきはじめました。
どうしてこの方は、こんなにたくさん調整しているのに、良くなられないのだろう?
試行錯誤しながら勉強をしていくうちに、トラウマ・PTSDの脳科学や、ポリヴェーガル理論、愛着理論などについて知ることになりました。

(*これらはここ40年ほどで急速に発展した脳神経科学や精神心理学の分野であり、私が医学部にいた頃には教わることはありませんでした)

それにより、今まで理解できなかった患者さまの病状や意識状態や行動などが、雲が晴れるようにとてもよく理解でき、腑に落ちたのです。
そして、これらの知識をふまえて調整をしていったところ、それまでなかなか良くならなかった患者さまも、改善しはじめたのです。

トラウマがなぜ重要なのか?

私は、医学部卒業後、25年かけて独自に成人の身体疾患とトラウマの関係にたどり着きましたが、調べてみると、なんとすでに1998年にはかの逆境的小児期体験(ACE)研究(詳しくはこちらをご覧ください)が発表されていて、虐待などの小児期の逆境体験の数が多いほど、がんや心臓病、うつ、自己免疫疾患などの病気になりやすいことが科学的に明らかになっていました。
残念ながら、ACE研究は日本ではまだほとんど知られていませんが、私がやってきたことの裏付けがあることを知り、ますますトラウマ治療の大切さを理解することになりました。

トラウマは、体の外側ではなく内側に毒を抱えているようなものです。つねにその毒に晒され続けることで、私たちの神経系や精神状態や生理学的状態が影響を受け、健康が蝕まれ、長期的には病気を引き起こす原因となります。
(トラウマについて詳しくはこちらをご覧ください)

また、私たちが幸せを感じたり成長したりするには「安心感」を感じることが必要ですが、トラウマがあると安心感を感じることができないため、私たちの幸せや成長する機会が奪われることになります。
このトラウマを癒すことこそが、健康だけでなく、私たちの幸せに必要なことなのです。

キネシオロジーからトラウマセラピーへ

トラウマについて、書籍と患者さまのお体の両方から学んだ私は、トラウマをよりよく治療できることを目指して、トラウマ治療を学びはじめました。
世の中には多くのトラウマの治療法があり、それぞれに歴史と良さがあることがわかりました。
私のやり方のキネシオロジーは、患者さまの潜在意識には働きかけますが、顕在意識にはほとんど働きかけない方法なので、それにはそれの良さがあるものの、やはり患者さま全体に働きかける必要があります。
数あるトラウマセラピーの中から、ご縁があって内的家族システム(IFS)療法を学ぶことになり、その素晴らしさに感動し、現在はIFSで病気を治すこと、IFSを日本に広めることに情熱を抱いています。
クリニックを構え診療していましたが、IFSに専念するために患者さまが来院される形でのクリニックは閉鎖し、オンライン専門に切り替えました。
より良い治療を提供するために、IFSのみならず、他の治療法も学び、つねに研鑽するよう心がけています。

病気治しのその先にあるもの

病気の根本原因が、すべてトラウマであるわけではありません。しかし、多くの病気に、トラウマが関係しているのは確かです。
病気に限らず、私は自分が体験していることの原因は、自分の潜在意識にあると考えています。
人生における何かを変えたければ、自分の内側にあるものを変えることが一番確実なのです。
トラウマは、放置しても自然になくなることはないため、何らかの働きかけが必要です。
トラウマと向き合うことは、時としてしんどいこともあるかもしれませんが、私たちが本当に幸せな人生を生きていくためには、必要なことだと思います。

私がトラウマ治療をさせていただく目的は、患者さまに幸せになっていただくことです。
トラウマがあるがゆえに、本来の自分のやりたいことができなかったり、病気を治すことだけに頭が囚われてしまっていて、本当に求めている幸せからどんどんかけ離れていっている方が少なくありません。
病気を治して、あなたは何をしたいですか?
病気を治すことだけが、人生の目的になっていませんか?

逆にいえば、病気があっても、あなたが幸せならそれでいいのです。
どうなったらあなたが幸せなのか、ともに考えさせていただければ嬉しいです。

トラウマ治療は、あなたの人生という旅路をともに歩くようなものです。

よかったら、ご一緒に歩きませんか?

*IFS個人セッションの費用はこちらをご覧ください。
*個人セッションをお申し込みの際は、ご希望の日時の候補を3つほどお書き添えの上、お申し込みください。

矢崎智子プロフィール

1994年(平成6年)杏林大学医学部卒。日本産科婦人科学会専門医。日本線維筋痛症学会会員。

産婦人科医として大学病院等で勤務の後、鍼灸の研修を経て、2003年(平成15年)に都内に開業。
分子整合栄養医学(サプリメント療法)や、東洋医学(漢方・鍼灸)、重金属のキレーション療法、高濃度ビタミンC点滴療法、遅延型食物アレルギー検査に基づく食事療法、腸内環境改善による難病治療、マイコプラズマ抗原抗体検査に基づく難病治療などの自然医療・機能性医療(薬物治療に頼らない、人体の機能生理学に基づいた治療の総称)に従事する。
関節リウマチや線維筋痛症、慢性疲労症候群、摂食障害などの、通常は治療困難とされる疾患や不妊症などの婦人科疾患の臨床経験を積むうちに、病気と潜在意識の関係に気づき、ヒーリングやキネシオロジーを学びはじめる。
2012年(平成24年)に神奈川県・武蔵小杉にアタナハクリニックを開設。
1400件以上のキネシオロジーセッションの経験から、トラウマ(PTSD)的な脳の変化が慢性疾患に関与していることがわかり、トラウマ治療を開始。
2020年(令和2年)5月、内的家族システム(IFS)に専念するため、クリニックをオンライン専門に変更。(クリニック詳細は非公開)
現在は、内的家族システム(IFS)のオンラインセッションおよびセミナーを主に行なっている。

2012年度 シータヒーリング マスター&サイエンスインストラクター
2013年度 マトリックス・エナジェティクス基礎修了
2015年度 インテグレートヒーリング(IH)プラクティショナー
2017年度 アキュトニクス (音叉ヒーリング)Level 1~3、フィボナッチプロセス修了
2019年度 ブレインスポッティング(BSP)Phase 1・2 トレーニング修了
2019年度 内的家族システム(IFS)公式Level 1 トレーニング修了
2020年度 内的家族システム(IFS)公式Level 2 トレーニング修了

矢崎智子関連書籍

著書「なぜあなたは食べ過ぎてしまうのか」
(東京書籍)
シータヒーリング
「病気と障害」
ヴァイアナ・スタイバル著
(日本語版医学監修)

雑誌取材

トリニティVol.48(2013)「体・心・魂のクレンズ」ページで紹介されました
ゆほびか2014年6月号
「プルーフ・オブ・ヘブン」著者エベン・アレグザンダー博士と対談しました
ゆほびか2014年11月号
「いちばんよく効く食べ方辞典」で取材を受けました

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